トリプタン製剤で薬物乱用頭痛になることはある?
トリプタン製剤で薬物乱用頭痛になることはある?服用回数と注意点を解説
「トリプタン製剤でも薬物乱用頭痛になるの?」
「片頭痛の薬だから毎回飲んでも大丈夫?」
このような疑問を持つ方は多いでしょう。
トリプタン製剤は片頭痛の発作時に非常に有効な薬ですが、使用回数が増えすぎると薬物乱用頭痛を引き起こす可能性があります。
この記事では、トリプタン製剤と薬物乱用頭痛の関係について解説します。
トリプタン製剤で薬物乱用頭痛になることはある?
はい、トリプタン製剤でも薬物乱用頭痛になる可能性があります。
トリプタン製剤は片頭痛発作を抑えるための薬ですが、頻繁に使用すると薬物乱用頭痛の原因となることがあります。
そのため、「よく効く薬だから」といって毎回使用することには注意が必要です。
トリプタン製剤とは?
トリプタン製剤は、片頭痛の発作時に使用される治療薬です。
代表的な薬には次のようなものがあります。
- スマトリプタン
- ゾルミトリプタン
- リザトリプタン
- エレトリプタン
- ナラトリプタン
片頭痛発作の初期に使用すると高い効果が期待できます。
服用回数の目安は?
トリプタン製剤は、一般的に月10日以上の使用で薬物乱用頭痛のリスクが高くなるとされています。
NSAIDsやアセトアミノフェンよりも少ない回数で注意が必要となるため、使用回数を把握しておくことが重要です。
なぜ薬物乱用頭痛が起こるの?
トリプタン製剤を頻繁に使用すると、脳が痛みに敏感な状態になり、薬が切れるたびに頭痛が起こりやすくなると考えられています。
その結果、頭痛が起こるたびに薬を使用する悪循環に陥り、頭痛の日数が増えてしまうことがあります。
こんな方は要注意
- トリプタン製剤を毎月何度も使用している
- 片頭痛の回数が増えている
- 薬が効きにくくなってきた
- 薬が切れると頭痛が戻る
- 毎日のように頭痛がある
このような場合は、薬物乱用頭痛の可能性があります。
薬だけに頼らないことが大切
トリプタン製剤の使用回数が増えている場合は、発作を抑える薬だけではなく、片頭痛そのものを予防する治療も重要です。
予防薬や生活習慣の見直しによって片頭痛の回数を減らすことで、トリプタン製剤の使用回数も減らせる可能性があります。
身体の状態も影響することがある
薬物乱用頭痛は薬の使い過ぎだけでなく、その背景に片頭痛や緊張型頭痛などが隠れていることも少なくありません。
当院では、それらに加えて、首や肩の筋肉の緊張、頭蓋骨や頚椎の機能的なバランス、脳脊髄液の循環、自律神経のバランスなども身体の状態に影響しているケースがあると考えています。
こんな症状がある場合は病院を受診しましょう
トリプタン製剤を使用しても改善しない場合や、次のような症状がある場合は医療機関を受診してください。
- 頭痛が毎日のように続く
- 薬が効かなくなってきた
- トリプタン製剤を使う回数が増えている
- 突然の激しい頭痛
- 手足の麻痺やしびれ
- 意識障害や高熱を伴う
MRIで異常がないと言われた場合は?
MRIなどの検査で脳に異常がないと診断されても、薬物乱用頭痛や片頭痛が原因となっていることがあります。
重大な病気が否定された後は、薬の使い方を見直し、適切な治療を受けることが大切です。
整体でサポートできること
病院で重大な病気ではないことが確認されても、片頭痛を繰り返し、トリプタン製剤が手放せない状態に悩まれている方は少なくありません。
当院では、一人ひとりの身体の状態を丁寧に評価し、首や肩の筋肉の緊張、頭蓋骨や頚椎の機能的なバランス、脳脊髄液の循環、自律神経のバランスなどを総合的に考えながら、頭痛が起こりにくい身体づくりをサポートしています。
まとめ
トリプタン製剤は片頭痛に有効な薬ですが、頻繁に使用すると薬物乱用頭痛を引き起こす可能性があります。
一般的には月10日以上の使用がリスクの目安とされています。
使用回数が増えている場合は、発作時治療だけではなく、片頭痛の予防治療も含めて医療機関へ相談することが大切です。
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