光・音・においで片頭痛が悪化する理由
光・音・においで片頭痛が悪化する理由|感覚が敏感になる原因を解説
「片頭痛になると部屋を暗くしたくなる…」
「テレビの音や香水のにおいがつらく感じるのはなぜ?」
片頭痛では、頭痛だけでなく光・音・においに敏感になることがあります。
普段は気にならない刺激でも、発作中は症状が悪化することがあり、日常生活に大きな影響を与えます。
この記事では、光・音・においで片頭痛が悪化する理由や、対処法について詳しく解説します。
光・音・においで片頭痛が悪化するのはなぜ?
片頭痛では、脳の感覚を処理する働きが過敏な状態になっていると考えられています。
そのため、普段は問題にならない光や音、においなどの刺激も強く感じ、頭痛が悪化することがあります。
① 光に敏感になる(羞明)
片頭痛では、羞明(しゅうめい)と呼ばれる光過敏がよくみられます。
次のような光で症状が悪化することがあります。
- 太陽光
- 蛍光灯
- LED照明
- スマートフォン
- パソコンの画面
発作中は暗い部屋で休むことで、症状が和らぐ方も多くいます。
② 音に敏感になる(音過敏)
片頭痛では、普段なら気にならない音も大きく感じることがあります。
- テレビ
- 音楽
- 会話
- 電車や車の音
- 子どもの声
これは音過敏(おんかびん)と呼ばれ、片頭痛の代表的な症状の一つです。
③ においに敏感になる(嗅覚過敏)
片頭痛では、においにも敏感になることがあります。
例えば次のようなにおいで気分が悪くなったり、頭痛が悪化したりすることがあります。
- 香水
- タバコ
- 柔軟剤
- シャンプー
- 料理のにおい
これは嗅覚過敏(きゅうかくかびん)と呼ばれています。
脳が刺激を強く感じるため
片頭痛では、三叉神経の活性化だけでなく、脳の感覚を処理するネットワークも過敏な状態になると考えられています。
そのため、光・音・においなどの刺激が通常より強く脳へ伝わり、頭痛が悪化しやすくなります。
このような感覚過敏は片頭痛の特徴的な症状の一つです。
発作中の過ごし方
片頭痛が起こったときは、できるだけ刺激を減らすことが大切です。
- 暗く静かな部屋で休む
- スマートフォンやテレビを見る時間を減らす
- 強い香りを避ける
- 十分な水分補給を行う
- 医師から処方された薬を適切に使用する
無理に仕事や家事を続けるよりも、早めに休息を取ることで症状が軽くなることがあります。
身体の状態も影響することがある
片頭痛の中心には脳や神経の働きがありますが、身体の状態も症状に影響することがあります。
首や肩の筋肉の緊張、自律神経のバランスの変化、頭蓋骨や頚椎の機能的なバランス、脳脊髄液の循環などが重なることで、片頭痛を繰り返しやすい身体の状態につながる可能性があると考えられます。
こんな頭痛は病院を受診しましょう
光や音がつらくても、次のような症状がある場合は重大な病気の可能性があります。
- 突然の激しい頭痛
- 人生で最も強い頭痛
- 高熱と首の硬さを伴う
- 手足の麻痺やしびれ
- 意識障害がある
- いつもと違う頭痛
このような場合は、髄膜炎や脳出血などの可能性もあるため、速やかに医療機関を受診してください。
整体でサポートできること
片頭痛を繰り返す方では、首や肩の筋肉の緊張、自律神経のバランスの変化、頭蓋骨や頚椎の機能的なバランス、脳脊髄液の循環などが身体の状態に影響していると考えられるケースもあります。
当院では、一人ひとりの頭痛の特徴や身体の状態を丁寧に評価し、頭痛を繰り返しにくい身体づくりを目指した施術を行っています。
まとめ
片頭痛では、脳の感覚を処理する働きが過敏になることで、光・音・においなどの刺激が通常より強く感じられます。
そのため、発作中は暗く静かな場所で休み、刺激をできるだけ避けることが大切です。
また、突然の激しい頭痛や高熱、意識障害などを伴う場合は、片頭痛以外の重大な病気の可能性もあるため、速やかに医療機関を受診しましょう。
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