子どもの頭痛で首や肩が痛くなる理由
子どもの頭痛で首や肩が痛くなる理由|頭痛と首こり・肩こりの関係を解説
「子どもが頭痛と一緒に首や肩も痛いと言う」
「頭が痛くなると首が重くなるのはなぜ?」
「勉強やスマホの後に、頭痛と肩こりが出ている」
このような子どもの頭痛と首・肩の痛みの関係について、気になっている保護者の方も多いのではないでしょうか。
子どもの頭痛では、頭だけでなく首や肩に痛みや重だるさを感じることがあります。
首や肩の筋肉の緊張が頭痛に関係する場合もありますが、片頭痛そのものに首の痛みやこわばりが伴うこともあります。
そのため、「首や肩が痛いから緊張型頭痛」と決めつけることはできません。
この記事では、子どもの頭痛で首や肩が痛くなる理由、片頭痛との関係、勉強やスマホとの関係、注意が必要な症状について解説します。
子どもの頭痛で首や肩が痛くなることはある?
子どもの頭痛では、頭痛と一緒に首や肩の痛み・重だるさを感じることがあります。
子どもの頭痛には片頭痛や緊張型頭痛などがあり、頭痛のタイプによって首や肩の症状の出方も異なります。小児の代表的な一次性頭痛として、片頭痛と緊張型頭痛があります。([Royal Children’s Hospital](https://www.rch.org.au/clinicalguide/guideline_index/headache/?utm_source=chatgpt.com))
例えば、首や肩の筋肉が緊張している場合には、頭痛と首・肩の重だるさが同時に出ることがあります。
一方、片頭痛でも頭痛に伴って首の痛みやこわばりを感じる子どもがいます。小児の片頭痛では、発作後に首のこわばりなどがみられることもあります。([Royal Children’s Hospital](https://www.rch.org.au/kidsinfo/fact_sheets/Migraine/?utm_source=chatgpt.com))
そのため、首や肩の痛みだけで頭痛の種類を判断することはできません。
子どもの頭痛で首や肩が痛くなる主な理由
子どもの頭痛と首・肩の痛みには、いくつかの要因が考えられます。
- 首や肩の筋肉が緊張している
- 長時間の勉強や読書をしている
- スマートフォンやタブレットを長時間使用している
- 同じ姿勢で作業を続けている
- 目の疲れがある
- ストレスや緊張が続いている
- 片頭痛に伴って首の痛みが出ている
- 睡眠不足や疲労が重なっている
子どもの頭痛では、睡眠不足やストレス、脱水なども誘因になることがあります。([Royal Children’s Hospital](https://www.rch.org.au/clinicalguide/guideline_index/headache/?utm_source=chatgpt.com))
そのため、「首が痛い」という一つの症状だけを見るのではなく、頭痛が起こるタイミングや生活習慣も一緒に確認することが大切です。
首や肩の筋肉の緊張が頭痛につながることがある
長時間の勉強や読書、スマートフォンなどの作業を続けていると、首や肩周辺の筋肉に負担がかかることがあります。
筋肉が緊張した状態が続くと、首や肩の重だるさとともに頭痛を感じる子どももいます。
特に緊張型頭痛では、頭を締め付けられるような痛みや、頭が重いような感覚がみられることがあります。小児の緊張型頭痛は、両側に圧迫感や締め付け感のある痛みとして現れることがあります。([Royal Children’s Hospital](https://www.rch.org.au/clinicalguide/guideline_index/headache/?utm_source=chatgpt.com))
そのため、
- 頭が重い
- 首や肩が重い
- 肩が張っている
- 勉強後に頭痛がする
- 長時間の作業後に症状が強くなる
という場合には、首や肩の筋肉の緊張が関係していないか確認してみましょう。
片頭痛でも首や肩が痛くなることがある
「首や肩が痛いから緊張型頭痛」とは限りません。
片頭痛でも首の痛みやこわばりが伴うことがあります。
子どもの片頭痛では、ズキズキする頭痛だけでなく、吐き気、嘔吐、めまい、光や音への過敏などがみられることがあります。発作の前後に疲労感や首のこわばりを感じる子どももいます。([Royal Children’s Hospital](https://www.rch.org.au/kidsinfo/fact_sheets/Migraine/?utm_source=chatgpt.com))
例えば、
- 頭がズキズキする
- 動くと頭痛が強くなる
- 吐き気がある
- 光を嫌がる
- 音を嫌がる
- 首も痛い・重い
- 静かな暗い場所で休みたがる
という場合は、首の痛みだけを見て緊張型頭痛と判断せず、片頭痛の可能性も考える必要があります。
勉強すると頭痛と首・肩の痛みが出る理由
勉強や読書では、長時間近くを見ることがあります。
その際、目だけでなく首や肩周辺にも負担がかかることがあります。
また、集中していると休憩を取ることを忘れたり、同じ状態を長時間続けたりすることがあります。
その結果、
目の疲れ → 首・肩の筋肉の緊張 → 頭痛
という形で症状が重なることがあります。
ただし、このような流れがすべての子どもの頭痛に当てはまるわけではありません。
勉強後の頭痛では、目の疲れ、片頭痛、緊張型頭痛、睡眠不足、ストレスなど複数の要因を確認することが大切です。
スマホやタブレットで首・肩と頭が痛くなることはある?
スマートフォンやタブレットを長時間使用すると、目の疲れだけでなく首や肩の疲労を感じることがあります。
また、画面を長時間見続けることは、子どもの頭痛のきっかけになる場合もあります。Royal Children’s Hospitalでも、電子機器の画面を長時間見ることで頭痛が起こる子どもがいることや、長時間同じ状態で過ごすことが頭痛に関係する可能性が説明されています。([Royal Children’s Hospital](https://www.rch.org.au/kidsinfo/fact_sheets/Headaches_in_children_and_teenagers/?utm_source=chatgpt.com))
スマホやタブレットを使用した後に、
- 目が疲れる
- 首が重い
- 肩が張る
- 頭が重い
- 頭痛がする
という症状が出る場合は、使用時間や休憩の取り方を見直してみましょう。
子どもの頭痛と首・肩の痛みをセルフチェック
次の項目に当てはまるものがないか確認してみましょう。
- □ 頭痛と一緒に首が痛い
- □ 頭痛と一緒に肩が痛い
- □ 首や肩が重い
- □ 勉強をすると頭痛がする
- □ 読書をすると頭痛がする
- □ スマホやタブレットの後に頭痛がする
- □ ゲームの後に頭痛がする
- □ 目が疲れる
- □ 長時間の作業後に症状が強くなる
- □ 睡眠不足の日に頭痛が起こりやすい
- □ ストレスが強いと頭痛が起こりやすい
- □ 頭痛と一緒に吐き気がある
- □ 頭痛のときに光や音を嫌がる
- □ 頭痛が起こる時間帯に一定のパターンがある
複数当てはまる場合は、頭痛日記をつけて「いつ・何をした後に・どのような頭痛が起こったのか」を確認してみましょう。
頭痛日記は、頭痛の誘因や症状のパターンを把握するためにも役立ちます。([Royal Children’s Hospital](https://www.rch.org.au/kidsinfo/fact_sheets/Headaches_in_children_and_teenagers/?utm_source=chatgpt.com))
首や肩をほぐすと子どもの頭痛は楽になる?
首や肩の筋肉が緊張している場合には、筋肉を軽く動かしたり、休憩を取ったりすることで症状が楽になることがあります。
Royal Children’s Hospitalでも、首や頭の筋肉が張っていたり、押すと痛かったりする場合には、軽いマッサージやストレッチが頭痛の緩和に役立つ場合があるとしています。([Royal Children’s Hospital](https://www.rch.org.au/kidsinfo/fact_sheets/Headaches_in_children_and_teenagers/?utm_source=chatgpt.com))
ただし、子どもの首を強く押したり、無理にひねったりすることは避けてください。
痛みがある方向へ無理に動かす必要もありません。
子どもが気持ちよいと感じる範囲で、軽く首や肩を動かしたり、休憩を取ったりする程度から始めましょう。
子どもの頭痛と首・肩の痛みを予防する方法
首や肩の緊張が頭痛に関係している場合は、日常生活を見直すことも大切です。
① 長時間同じ作業を続けない
勉強や読書、スマートフォンなどを長時間続けず、途中で休憩を入れましょう。
② 目を休ませる
近くを見る作業を続ける場合は、途中で遠くを見るなどして目を休ませましょう。
③ 首や肩を軽く動かす
休憩時間に肩を回したり、首を痛くない範囲でゆっくり動かしたりすることも一つの方法です。
④ 睡眠時間を確保する
睡眠不足は子どもの頭痛の誘因になることがあります。できるだけ規則的な睡眠リズムを心がけましょう。([Royal Children’s Hospital](https://www.rch.org.au/clinicalguide/guideline_index/headache/?utm_source=chatgpt.com))
⑤ 水分や食事を意識する
脱水や食事を抜くことも頭痛の誘因になる場合があります。
特に暑い日や運動をした日は、こまめに水分を取るようにしましょう。
首や肩が痛い子どもの頭痛は緊張型頭痛?
首や肩の痛みがあると、「緊張型頭痛なのでは?」と考える方もいると思います。
緊張型頭痛では、頭の両側が締め付けられるように痛んだり、頭が重く感じたりすることがあります。([Royal Children’s Hospital](https://www.rch.org.au/clinicalguide/guideline_index/headache/?utm_source=chatgpt.com))
首や肩の筋肉の緊張が一緒にみられることもあります。
しかし、首や肩の痛みがあるだけでは緊張型頭痛とは判断できません。
例えば片頭痛でも、首の痛みやこわばりを伴うことがあります。
そのため、
- 頭痛の痛み方
- 痛む場所
- 頭痛が続く時間
- 吐き気や嘔吐
- 光や音への過敏
- 運動による悪化
- 首や肩の症状
などを総合的に確認することが大切です。
子どもの頭痛と首・肩の痛みに整体でできること
子どもの頭痛で首や肩の痛みがある場合、まずは頭痛のタイプや症状を確認することが大切です。
特に頭痛を繰り返している場合や、学校生活に支障が出ている場合は、小児科などの医療機関へ相談しましょう。
そのうえで、医療機関で重大な病気が否定され、首や肩の筋肉の緊張など身体面の負担が重なっている場合には、身体を整えることがサポートになる場合があります。
当院では、子どもの身体に合わせて無理のない範囲で状態を確認し、首や肩の筋肉の緊張、頭蓋骨や頚椎の機能的なバランス、自律神経の状態などを確認しながら、頭痛に対する身体面からのケアをサポートしています。
ただし、整体ですべての子どもの頭痛や首・肩の痛みが改善するとは限りません。
片頭痛などが疑われる場合や、頭痛が頻繁・強い場合には、医療機関での診察や治療を優先することが大切です。
こんな首の痛みを伴う頭痛は注意が必要
子どもの頭痛で首が痛い場合、ほとんどが深刻な病気というわけではありません。
しかし、頭痛と強い首のこわばり・発熱などが同時に起こっている場合は注意が必要です。
また、次のような症状がある場合は、頭痛と首・肩の筋肉の緊張だけとは考えず、早めに医療機関へ相談してください。
- 突然、非常に強い頭痛が起こった
- これまで経験したことのない強い頭痛がある
- 頭痛が急速に悪化している
- 高熱がある
- 首が強くこわばって動かしにくい
- 繰り返し嘔吐している
- 意識がもうろうとしている
- けいれんがある
- 手足の力が入りにくい
- ろれつが回らない
- 歩き方がおかしい
- 視力や視野に異常がある
- 頭を強くぶつけた後から頭痛が続いている
小児の頭痛では、発熱や強い首のこわばり、神経症状、頭部外傷後の頭痛などは注意すべき症状です。([Royal Children’s Hospital](https://www.rch.org.au/clinicalguide/guideline_index/headache/?utm_source=chatgpt.com))
このような場合は、首や肩のコリと自己判断せず、医療機関で診察を受けてください。
子どもの頭痛と首・肩の痛みは何科を受診する?
頭痛を繰り返している場合は、まず小児科などの医療機関へ相談するとよいでしょう。
頭痛の症状によっては、小児神経科など専門的な診療科を紹介されることもあります。
特に、
- 週に何度も頭痛がする
- 頭痛が以前より強くなっている
- 頭痛で学校を休むことが増えた
- 吐き気や嘔吐を伴う
- めまいや視覚症状を伴う
- 首の痛みが強い
- 朝方の頭痛を繰り返している
という場合は、一度医療機関で相談しましょう。
子どもの頭痛が週に何度も起こる、悪化している、学校生活に影響している場合などは、医師への相談がすすめられています。([Royal Children’s Hospital](https://www.rch.org.au/kidsinfo/fact_sheets/Headaches_in_children_and_teenagers/?utm_source=chatgpt.com))
まとめ
子どもの頭痛では、頭痛と一緒に首や肩の痛み・重だるさを感じることがあります。
首や肩の筋肉の緊張が頭痛に関係している場合もありますが、片頭痛そのものに首の痛みやこわばりが伴うこともあります。([Royal Children’s Hospital](https://www.rch.org.au/clinicalguide/guideline_index/headache/?utm_source=chatgpt.com))
そのため、「首や肩が痛いから緊張型頭痛」と決めつけることはできません。
勉強や読書、スマートフォンなどの長時間使用によって、目や首・肩に負担がかかり、頭痛につながる場合もあります。
まずは、長時間同じ作業を続けない、適度に休憩する、睡眠時間を確保する、水分や食事を意識するなど、日常生活を見直してみましょう。
頭痛が繰り返す場合や学校生活に支障が出ている場合は、小児科などの医療機関へ相談することをおすすめします。
また、突然の激しい頭痛、高熱と強い首のこわばり、意識障害、けいれん、手足の麻痺、歩行障害、繰り返す嘔吐などがある場合は、単なる首・肩の緊張と考えず、早めに医療機関で診察を受けてください。
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頭痛専門整体Cielでは、子どもの身体に合わせて無理のない範囲で状態を確認し、首や肩の筋肉の緊張、頭蓋骨や頚椎の機能的なバランス、自律神経の状態などを確認しながら、身体面から頭痛のケアをサポートしています。
なお、頭痛が頻繁・強い場合や、吐き気・嘔吐、視覚症状などを伴う場合は、まず小児科などの医療機関へ相談することをおすすめします。
また、突然の激しい頭痛、高熱と強い首のこわばり、意識障害、けいれん、麻痺、歩行障害などがある場合は、まず医療機関での診察をおすすめします。
子どもの頭痛でお困りの方は、お気軽にご相談ください。



