子どもの頭痛のセルフチェック方法
子どもの頭痛のセルフチェック方法|受診の目安と確認したい症状
「子どもがよく頭痛を訴えるけれど、病院に行ったほうがいい?」
「子どもの頭痛が片頭痛なのか、ただの疲れなのか分からない……」
このような悩みを持つ保護者の方は少なくありません。
子どもの頭痛には、片頭痛や緊張型頭痛、天気や気圧の変化、睡眠不足、ストレスなど、さまざまな要因が関係しています。
ただし、セルフチェックだけで頭痛の病名を判断することはできません。
この記事では、子どもの頭痛で確認しておきたい症状や生活習慣、医療機関を受診する目安について解説します。
子どもの頭痛セルフチェック
次の項目に当てはまるものがないか確認してみましょう。
頭痛について
- □ 頭痛を繰り返している
- □ 頭痛で学校を休むことがある
- □ 頭痛で遊びや部活動ができないことがある
- □ 頭痛のたびに横になりたがる
- □ 頭痛と一緒に吐き気がある
- □ 頭痛と一緒に嘔吐することがある
- □ 光や音を嫌がることがある
- □ 頭痛が起こる時間帯がある程度決まっている
- □ 雨の日や天気が悪い日に頭痛が増える
当てはまる項目が複数ある場合は、頭痛の頻度や症状を記録しておくとよいでしょう。
生活習慣をチェック
子どもの頭痛では、日常生活の状態も確認してみましょう。
- □ 夜更かしすることが多い
- □ 睡眠時間が日によって大きく違う
- □ 朝食を抜くことがある
- □ 水分をあまり取らない
- □ 長時間ゲームやスマートフォンを使用する
- □ 運動や部活動で疲れていることが多い
- □ 学校や勉強、人間関係などでストレスを感じている
- □ 休日と学校がある日の生活リズムが大きく違う
複数当てはまる場合は、睡眠、食事、水分、休息などを見直してみましょう。
片頭痛の可能性をチェック
子どもの片頭痛では、頭痛だけでなく吐き気や嘔吐、光や音を嫌がるなどの症状がみられることがあります。
次の項目を確認してみましょう。
- □ 頭痛と一緒に吐き気がある
- □ 頭痛が強いときに吐くことがある
- □ 明るい場所を嫌がる
- □ 大きな音を嫌がる
- □ 暗く静かな場所で休みたがる
- □ 頭痛が治ると比較的元気になる
- □ 同じような頭痛を繰り返している
- □ 家族に片頭痛がある
これらの特徴があるからといって、必ず片頭痛というわけではありません。
繰り返す場合は、小児科などの医療機関に相談しましょう。
緊張型頭痛の可能性をチェック
首や肩の筋肉の緊張などが関係して、頭痛が起こることもあります。
- □ 頭痛と一緒に首や肩が痛い
- □ 頭が締め付けられるように痛む
- □ 勉強やゲームの後に頭痛が起こりやすい
- □ 疲れると頭痛が起こりやすい
- □ 首や肩の筋肉が張っている
このような特徴がある場合は、首や肩の筋肉の緊張など、身体の状態も確認してみましょう。
天気と頭痛の関係をチェック
天候が変化すると頭痛が起こりやすくなる子もいます。
- □ 雨の日に頭痛が起こりやすい
- □ 台風や低気圧が近づくと頭痛が増える
- □ 天気が悪い日に体調も悪くなる
- □ 気圧が変化すると頭痛を訴える
天気と頭痛の関係が気になる場合は、頭痛が起こった日と天候を記録してみましょう。
朝起きられない場合は起立性調節障害もチェック
頭痛に加えて、次のような症状がある場合は、起立性調節障害が関係している可能性もあります。
- □ 朝なかなか起きられない
- □ 午前中に体調が悪い
- □ 立ち上がるとふらつく
- □ 長時間立っていると気分が悪くなる
- □ 食欲がないことがある
- □ 朝になると頭痛を訴える
これらの症状だけで起立性調節障害と判断することはできませんが、繰り返している場合は小児科などの医療機関へ相談しましょう。
こんな頭痛はセルフチェックせず受診を
セルフチェックで様子を見るのではなく、次のような症状がある場合は早めに医療機関を受診してください。
- □ 突然、非常に強い頭痛が起こった
- □ これまでに経験したことのない強い頭痛がある
- □ 頭痛が急激に悪化している
- □ 意識がもうろうとしている
- □ けいれんがある
- □ 手足の力が入りにくい
- □ ろれつが回らない
- □ 高熱を伴っている
- □ 嘔吐を繰り返している
- □ 頭を強くぶつけた後から頭痛が続いている
- □ 朝方の頭痛や嘔吐を繰り返している
このような症状がある場合は、自然に治るのを待ったり、整体だけで様子を見たりせず、医療機関へ相談してください。
小児の激しい頭痛や病的な嘔吐などでは、医療機関で画像検査が検討されることがあります。検査の必要性は症状や診察所見によって判断されます。▶危険な頭痛について詳しくはこちら [oai_citation:1‡国立成育医療研究センター](https://www.ncchd.go.jp/center/activity/pijon/inspection/head.html?utm_source=chatgpt.com)
セルフチェックだけでは頭痛の種類は判断できない
セルフチェックは、子どもの頭痛の傾向を把握するためのものです。
「吐き気があるから片頭痛」「首が痛いから緊張型頭痛」といったように、チェック項目だけで病名を決めることはできません。
頭痛の頻度や痛み方、持続時間、その他の症状などを総合的に確認することが大切です。
日本神経学会・日本頭痛学会などの「頭痛の診療ガイドライン2021」でも、学童・生徒の頭痛は診療上重要な問題として扱われています。[oai_citation:2‡日本神経学会](https://www.neurology-jp.org/guidelinem/headache_medical_2021.html?utm_source=chatgpt.com)
頭痛日記をつけると原因を把握しやすい
子どもの頭痛が繰り返す場合は、「頭痛日記」をつけるのもおすすめです。
次の項目を記録してみましょう。
- 頭痛が起こった日
- 頭痛が始まった時間
- どのくらい続いたか
- 痛む場所
- 痛みの強さ
- 吐き気・嘔吐の有無
- 光や音を嫌がったか
- 睡眠時間
- 朝食を食べたか
- 水分を十分に取ったか
- 学校や部活動の状況
- 天候
- 薬を使用したか
記録を続けることで、「学校がある日に多い」「睡眠不足の翌日に起こりやすい」など、頭痛の傾向が見つかることがあります。
MRIで異常がないと言われた場合は?
必要に応じてMRIなどの検査を受け、「脳に異常はない」と言われることがあります。
しかし、MRIで異常がない場合でも、片頭痛や緊張型頭痛などの頭痛が起こることはあります。
検査結果だけで判断せず、頭痛の頻度や症状、生活との関係を確認することが大切です。
子どもの頭痛に整体でできること
医療機関で重大な病気が否定され、片頭痛や緊張型頭痛などについて適切な診療を受けているにもかかわらず、頭痛を繰り返している場合には、身体の状態を整えることがサポートになる場合があります。
当院では、子どもの身体に合わせて無理のない施術を行い、首や肩の筋肉の緊張、頭蓋骨や頚椎の機能的なバランス、自律神経のバランスなどを確認しながら、頭痛が起こりにくい身体づくりをサポートしています。
強い頭痛や急な症状の変化がある場合には、整体よりも先に医療機関への受診をおすすめします。
まとめ
子どもの頭痛のセルフチェックでは、頭痛の頻度や痛み方だけでなく、吐き気・嘔吐、光や音への過敏、睡眠、食事、水分、学校生活、天候なども確認することが大切です。
セルフチェックはあくまで頭痛の傾向を把握するためのもので、病名を確定するものではありません。
頭痛を繰り返している場合や、学校生活に支障が出ている場合は、医療機関へ相談しましょう。
突然の激しい頭痛、意識障害、けいれん、麻痺、繰り返す嘔吐などがある場合は、セルフチェックで様子を見ず、早めに医療機関を受診してください。
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🕊️頭痛専門整体Ciel
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