片頭痛でめまいがする原因と対処法
片頭痛でめまいがする原因と対処法|頭痛と一緒にふらつくのはなぜ?
「片頭痛になると、頭痛だけでなくめまいもする…」
「ふわふわしたり、グルグル回るようなめまいは片頭痛が原因なの?」
このような症状に不安を感じる方は少なくありません。
片頭痛では、ズキズキする頭痛だけでなく、めまいやふらつきを伴うことがあります。
特に「前庭性片頭痛(ぜんていせいへんずつう)」では、めまいが主な症状として現れることもあります。
この記事では、片頭痛でめまいが起こる理由や対処法、注意すべき病気について詳しく解説します。
片頭痛でめまいが起こるのはなぜ?
片頭痛でめまいが起こるのは、脳の神経ネットワークや前庭(平衡感覚)を調節する仕組みに一時的な変化が生じるためと考えられています。
また、三叉神経の活性化や自律神経の変化も関係していると考えられています。
① 前庭(平衡感覚)の働きに影響するため
耳の奥には、身体のバランスを保つ「前庭」という器官があります。
片頭痛では、この前庭や、それとつながる脳の神経回路の働きに影響が及ぶことで、めまいやふらつきが起こることがあります。
実際に、前庭性片頭痛では頭痛よりもめまいが目立つ方もいます。
② 三叉神経の活性化
片頭痛では三叉神経が活性化され、CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)などの神経伝達物質が放出されます。
この変化が脳内の神経ネットワークへ影響し、平衡感覚の異常につながる可能性があると考えられています。
③ 自律神経のバランスが変化するため
片頭痛発作では、自律神経の働きにも変化が起こることがあります。
その影響で、ふらつきや立ちくらみのような感覚を伴うことがあります。
また、吐き気や冷や汗、動悸などを同時に感じる方も少なくありません。
④ 首や肩の筋肉の緊張が重なることもある
片頭痛では、首や肩の筋肉が緊張しやすくなることがあります。
その結果、頭が重く感じたり、身体がふわふわするような感覚が強くなる方もいます。
さらに、頭蓋骨や頚椎の機能的なバランス、脳脊髄液の循環など、身体の状態も症状に影響する可能性があると考えられます。
ただし、これらが片頭痛の直接的な原因であることが医学的に確立されているわけではありません。
前庭性片頭痛とは?
前庭性片頭痛とは、片頭痛とめまいが密接に関係しているタイプの頭痛です。
次のような症状がみられることがあります。
- グルグル回るようなめまい
- ふわふわする浮遊感
- 歩きにくい
- 吐き気を伴う
- 頭痛と同時、または前後にめまいが起こる
めまいは数分で治まることもあれば、数時間から数日続くこともあります。
片頭痛によるめまいの対処法
- 暗く静かな場所で休む
- 無理に歩き回らない
- 十分な水分を補給する
- 処方された薬を早めに使用する
- 睡眠不足や疲労を避ける
発作中は無理に身体を動かすと症状が悪化することがあるため、安静を心がけましょう。
こんなめまいは早めに病院を受診しましょう
めまいがあるからといって、すべてが片頭痛とは限りません。
次のような症状がある場合は、脳や耳の病気の可能性があります。
- 突然歩けなくなった
- 手足の麻痺やしびれがある
- ろれつが回らない
- 意識障害がある
- 激しい頭痛を伴う
- 難聴や耳鳴りが強い
このような場合は、速やかに医療機関を受診してください。
整体でサポートできること
片頭痛を繰り返す方では、首や肩の筋肉の緊張、自律神経のバランスの変化、頭蓋骨や頚椎の機能的なバランス、脳脊髄液の循環などが身体の状態に影響していると考えられるケースもあります。
当院では、一人ひとりの頭痛や身体の状態を丁寧に評価し、頭痛を繰り返しにくい身体づくりを目指した施術を行っています。
まとめ
片頭痛でめまいが起こるのは、前庭(平衡感覚)の働きや脳の神経ネットワーク、自律神経の変化などが関係していると考えられています。
また、前庭性片頭痛では、頭痛とともにめまいやふらつきが主な症状として現れることもあります。
一方で、脳卒中や耳の病気でもめまいが起こることがあるため、いつもと違う症状や神経症状を伴う場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。
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