群発頭痛とは?原因・症状・治し方を解説
群発頭痛とは?原因・症状・治し方を解説|「目をえぐられるような痛み」が特徴の頭痛
「片目の奥がえぐられるように痛い…」
「毎日決まった時間に激しい頭痛が起こる…」
このような症状がある場合は、群発頭痛かもしれません。
群発頭痛は、片頭痛や緊張型頭痛に比べて患者数は少ないものの、一次性頭痛の中でも最も激しい痛みの一つとされています。
特に目の奥を刺されるような強い痛みが特徴で、発作が一定期間続く「群発期」を繰り返すことがあります。
この記事では、群発頭痛の原因や症状、治療法について詳しく解説します。
群発頭痛とは?
群発頭痛は、脳に重大な異常がない一次性頭痛の一つです。
20~40歳頃に発症することが多く、男性に比較的多いとされています。
頭痛は片側の目の奥を中心に起こり、15分~3時間程度続く発作が、1日に1~8回程度起こることがあります。
この発作が数週間から数か月続く期間を「群発期」と呼びます。
群発頭痛の主な症状
群発頭痛には次のような特徴があります。
- 片側の目の奥が激しく痛む
- 目をえぐられるような強い痛み
- 15分~3時間程度で治まる
- 毎日ほぼ同じ時間帯に起こりやすい
- 夜間や睡眠中に起こることが多い
- 群発期には毎日のように発作を繰り返す
発作中はじっとしていられず、歩き回ったり体を動かしたりする方が多いことも特徴です。
群発頭痛でみられる自律神経症状
痛みだけでなく、頭痛と同じ側に次のような症状が現れることがあります。
- 涙が出る
- 目が充血する
- 鼻水・鼻づまり
- まぶたが腫れる
- まぶたが下がる(眼瞼下垂)
- 額や顔に汗をかく
これらは自律神経症状と呼ばれ、群発頭痛の大きな特徴です。
群発頭痛の原因
群発頭痛の原因は完全には解明されていません。
現在では、次のような要因が関係すると考えられています。
① 視床下部の関与
群発頭痛では、脳の視床下部という部位が関係している可能性が高いと考えられています。
視床下部は体内時計や自律神経を調整する働きがあり、毎日同じ時間に頭痛が起こる理由の一つと考えられています。
② 三叉神経の興奮
片頭痛と同様に、顔の感覚を伝える三叉神経が活性化されることで、強い痛みが生じると考えられています。
③ 自律神経の異常
涙や鼻水などの症状が現れることから、自律神経も深く関係していると考えられています。
④ CGRPなどの神経ペプチド
群発頭痛でも、CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)などの神経ペプチドが関与していることが報告されています。
現在はCGRPを標的とした研究も進められています。
群発頭痛の誘因
群発期には、次のようなことが発作のきっかけになることがあります。
- 飲酒
- 喫煙
- 睡眠リズムの乱れ
- 強いにおい
- ストレス
特に群発期の飲酒は発作を誘発しやすいため、控えることが勧められます。
片頭痛との違い
| 群発頭痛 | 片頭痛 |
|---|---|
| 片目の奥の激痛 | ズキズキする痛み |
| 15分~3時間 | 4~72時間 |
| 毎日同じ時間に起こりやすい | 不規則 |
| 涙・鼻水を伴う | 吐き気を伴うことが多い |
| じっとしていられない | 静かな場所で休みたくなる |
群発頭痛の治療
発作時の治療
- トリプタン製剤(点鼻薬・自己注射など)
- 高濃度酸素吸入療法
市販の鎮痛薬では十分な効果が得られないことも多く、頭痛専門医への相談が推奨されます。
予防治療
群発期には、発作を減らす目的で予防薬が使用されることがあります。
治療内容は症状や体質に応じて医師が判断します。
整体で改善は期待できる?
群発頭痛は非常に特徴的な頭痛であり、まずは医療機関で正確な診断と治療を受けることが重要です。
群発頭痛とは別に首や肩の筋肉の緊張、頭蓋骨や頚椎の歪みの問題がある場合には、それらに対する施術が身体の負担軽減につながる可能性があります。
こんな頭痛は早めに病院を受診しましょう
激しい頭痛は群発頭痛だけではありません。
次のような場合は、くも膜下出血などの危険な病気の可能性もあるため、速やかに医療機関を受診してください。
- 突然起こった人生で最も激しい頭痛
- 手足の麻痺やしびれがある
- ろれつが回らない
- 意識がもうろうとする
- 高熱を伴う
まとめ
群発頭痛は、片側の目の奥に起こる非常に激しい痛みが特徴の一次性頭痛です。
視床下部や三叉神経、自律神経などが関与すると考えられており、群発期には毎日のように発作を繰り返します。
市販薬では十分な効果が得られないことも多いため、早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けることが大切です。
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🕊️頭痛専門整体Ciel
「目の奥がえぐられるように痛む」「毎日決まった時間に激しい頭痛が起こる」という場合は、群発頭痛の可能性があります。
まずは脳神経内科や頭痛外来などの医療機関で正確な診断と適切な治療を受けることが大切です。
当院では、医療機関での治療と併行しながら、首や肩の緊張や頭蓋骨と頚椎の歪み、脳脊髄液の循環など身体全体の状態を評価し、日常生活の負担軽減をサポートしています。



