群発頭痛はなぜ起こる?原因を詳しく解説
群発頭痛はなぜ起こる?原因を詳しく解説|視床下部・三叉神経・自律神経との関係
「群発頭痛はなぜ起こるの?」
「毎日同じ時間に激しい頭痛が起こるのはなぜ?」
群発頭痛は、片頭痛や緊張型頭痛に比べると患者数は少ないものの、一次性頭痛の中でも最も激しい痛みの一つとされています。
しかし、その原因は現在でも完全には解明されていません。
近年の研究では、視床下部・三叉神経・自律神経・CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)などが深く関係していることが分かってきています。
この記事では、群発頭痛が起こる原因について、現在考えられている仕組みをわかりやすく解説します。
群発頭痛の原因はまだ完全には解明されていない
群発頭痛には、「これだけが原因」という一つの理由はありません。
現在では、次のような流れで発作が起こると考えられています。
- 視床下部が活性化する
- 三叉神経が刺激される
- CGRPなどの神経ペプチドが放出される
- 自律神経が刺激される
- 目の奥の激しい痛みや涙・鼻水などの症状が現れる
① 視床下部の異常な活動
現在、最も有力と考えられているのが視床下部の関与です。
視床下部は、睡眠や体温、自律神経、ホルモン分泌などを調整する重要な部位で、体内時計(サーカディアンリズム)にも深く関わっています。
群発頭痛では、この視床下部の活動が変化することで発作が起こると考えられています。
毎日ほぼ同じ時間に頭痛が起こることや、春や秋など決まった季節に群発期が現れやすいことも、視床下部との関連を示す特徴とされています。
② 三叉神経の活性化
群発頭痛では、顔の感覚を脳へ伝える三叉神経が活性化されます。
三叉神経は目の奥や額、頬などの痛みを伝える神経です。
この神経が刺激されることで、群発頭痛特有の目をえぐられるような激しい痛みが起こると考えられています。
③ CGRPなどの神経ペプチド
三叉神経が活性化すると、CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)などの神経ペプチドが放出されます。
CGRPには血管を拡張させたり、痛みの情報を伝えやすくしたりする働きがあります。
片頭痛だけでなく、群発頭痛でもCGRPが重要な役割を果たしていることが分かってきています。
④ 自律神経の関与
群発頭痛では、痛みだけではなく次のような症状が現れます。
- 涙が出る
- 目が充血する
- 鼻水・鼻づまり
- まぶたが下がる
- 額や顔に汗をかく
これらは自律神経症状と呼ばれ、自律神経が刺激されることで起こると考えられています。
⑤ 血管だけが原因ではない
以前は、「血管が拡張することで群発頭痛が起こる」と考えられていました。
しかし現在では、血管の変化だけでは説明できないことが分かっています。
視床下部や三叉神経、自律神経が互いに影響し合い、その結果として痛みや自律神経症状が現れるという考え方が主流になっています。
群発頭痛の誘因
群発頭痛そのものの原因ではありませんが、群発期には発作を誘発しやすいものがあります。
- 飲酒
- 喫煙
- 睡眠リズムの乱れ
- 強いにおい
- ストレス
特に群発期の飲酒は、高い確率で発作を誘発するとされているため注意が必要です。
なぜ毎日同じ時間に起こるの?
群発頭痛では、毎日ほぼ同じ時間帯、特に夜間や睡眠中に発作が起こることが少なくありません。
これは、体内時計を調整する視床下部が関係しているためと考えられています。
また、春や秋など季節の変わり目に群発期が始まる方も多く、体内時計やホルモン分泌との関連が研究されています。
整体で改善は期待できる?
群発頭痛は、脳の視床下部や三叉神経、自律神経などが関与すると考えられている頭痛です。
首や肩の筋肉の緊張や頭蓋骨・頚椎の歪みの問題が併存している場合には、それらへの施術によって身体の負担軽減につながる可能性があります。
まとめ
群発頭痛の原因は完全には解明されていませんが、現在では視床下部、三叉神経、自律神経、CGRPなどが深く関係していると考えられています。
特に視床下部が関係することで、毎日同じ時間帯や同じ季節に発作が起こるという群発頭痛特有の特徴が現れると考えられています。
群発頭痛は市販薬だけでは十分に改善しないことも多いため、早めに頭痛専門医へ相談することが大切です。
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🕊️頭痛専門整体Ciel
「毎日決まった時間に目の奥が激しく痛む」「群発頭痛と診断されたが不安」という方は、まず医療機関で適切な治療を受けることが大切です。
当院では、医療機関での治療と併行しながら、首や肩の筋肉の緊張や頭蓋骨・頚椎の歪みなど身体全体の状態を評価し、日常生活での負担軽減をサポートしています。



