頭痛の原因は首こり?なぜ首が痛むと頭痛が起こるのかを解説
頭痛の原因は首こり?なぜ首が痛むと頭痛が起こるのかを解説
「首や肩がこると頭痛まで起こる…」
「首を動かすと頭痛が強くなるのはなぜ?」
このような経験がある方は少なくありません。
首こりと頭痛は深く関係していますが、首こりだけが頭痛の原因とは限りません。
実際には、首や肩の筋肉の緊張、姿勢の乱れ、神経への刺激、自律神経の変化などが複雑に関係し、頭痛が起こると考えられています。
この記事では、首こりと頭痛の関係や原因、改善方法について詳しく解説します。
首こりが原因で頭痛は起こる?
首こりは、頭痛を引き起こす要因の一つです。
特に緊張型頭痛では、首や肩の筋肉が緊張することで頭痛が起こりやすくなります。
一方で、片頭痛でも首の痛みやこりを伴うことが多く、首こりだけを改善すれば頭痛が治るとは限りません。
まずは頭痛の種類を見極めることが大切です。
① 首や肩の筋肉が緊張するため
長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、猫背などが続くと、首や肩の筋肉が緊張します。
筋肉が硬くなることで周囲の神経が刺激され、締め付けられるような頭痛が起こることがあります。
これは緊張型頭痛の代表的なメカニズムの一つです。
② 首の神経が刺激されるため
首には、頭や顔の感覚を脳へ伝える神経が集まっています。
特に首の上部にある神経(上位頚神経)は、三叉神経と脳幹で情報を共有しているため、首からの痛みが頭の痛みとして感じられることがあります。
この仕組みは三叉神経頚髄複合体(Trigeminocervical Complex:TCC)と呼ばれています。
そのため、首のトラブルが頭痛として現れることがあります。
③ 姿勢の乱れによる負担
猫背やストレートネックなどの姿勢では、頭の重さを支えるために首へ大きな負担がかかります。
成人の頭は約4〜6kgあるため、前かがみ姿勢が続くと首や肩の筋肉が疲労しやすくなります。
その結果、首こりだけでなく頭痛も起こりやすくなります。
④ 自律神経の影響
首や肩の筋肉が慢性的に緊張すると、自律神経のバランスにも影響することがあります。
自律神経が乱れることで血管や痛みの感じ方が変化し、頭痛が悪化することもあります。
また、ストレスや睡眠不足が重なることで、さらに症状が強くなる場合があります。
⑤ 片頭痛でも首が痛くなることがある
「首こりがあるから緊張型頭痛」と思われがちですが、実は片頭痛でも首の痛みやこりはよくみられます。
片頭痛では、発作が始まる前から首が張る、肩が重いと感じる人も少なくありません。
これは三叉神経頚髄複合体(TCC)の働きが関係していると考えられています。
そのため、首こりだけで頭痛の種類を判断することはできません。
首こりによる頭痛を改善するには?
首こりが関係する頭痛では、首だけを揉むのではなく、原因に応じた対策が重要です。
- 長時間同じ姿勢を避ける
- こまめにストレッチをする
- デスク環境を見直す
- 適度な運動を取り入れる
- 十分な睡眠をとる
- ストレスをため込まない
整体で改善が期待できるケース
首や肩の筋肉の緊張や頚椎の歪み、脳脊髄液の循環不全が頭痛に関係している場合には、それらへアプローチすることで症状の軽減が期待できることがあります。
当院では、頭痛の種類や身体の状態を丁寧に評価し、頭蓋骨や頚椎の歪み、首・肩の筋肉、自律神経への影響などを総合的に確認しながら、頭痛を繰り返しにくい身体づくりをサポートしています。
こんな頭痛は早めに医療機関を受診しましょう
- 突然起こった激しい頭痛
- 手足のしびれや麻痺を伴う
- 高熱や意識障害がある
- 首の痛みが急激に強くなった
- 交通事故や転倒後の頭痛
- これまで経験したことのない頭痛
これらは首こりではなく、重大な病気が原因となっている可能性があります。
まとめ
首こりは頭痛の原因の一つですが、すべての頭痛が首こりによって起こるわけではありません。
緊張型頭痛では筋肉の緊張が大きく関係し、片頭痛でも首の痛みやこりを伴うことがあります。
頭痛を繰り返す場合は自己判断せず、頭痛の種類を見極めたうえで適切な治療やセルフケアを行うことが大切です。
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