頭痛は何日続いたら病院に行く?

    頭痛は何日続いたら病院に行く?|受診の目安と危険な頭痛の見分け方

    「頭痛は何日続いたら病院に行けばいい?」

    「2〜3日頭痛が続いているけど、病院を受診したほうがいい?」

    「頭痛が毎日ある場合は、すぐに病院へ行くべき?」

    このように、頭痛が続いたときに「どのタイミングで病院を受診すればいいのか」と迷う方は少なくありません。

    頭痛は「何日続いたら必ず病院」という一つの基準だけで判断することはできません。

    頭痛の期間だけでなく、突然起こったのか、いつもと違う頭痛なのか、痛みが悪化しているのか、吐き気や麻痺など他の症状があるのかによって、受診の必要性は変わります。

    日本頭痛学会では、これまで経験したことのないひどい頭痛、突然発症して短時間でピークに達する頭痛、発熱や手足の麻痺・しびれを伴う頭痛などは、至急医療機関を受診する必要があるとしています。また、数週間のうちに頭痛が悪化してくる場合も注意が必要です。([日本頭痛学会](https://www.jhsnet.net/ippan_zutu_kaisetu_01.html?utm_source=chatgpt.com))

    この記事では、頭痛が何日続いたら受診を考えるべきなのか、すぐに受診したほうがよい症状、数日続く頭痛で確認したいポイントについて解説します。


    頭痛は何日続いたら病院に行く?

    「○日続いたら必ず受診」という明確な日数はありません。

    例えば、片頭痛などの一次性頭痛では、発作が数時間から数日続くことがあります。一方で、発症したその日のうちでも、突然の激しい頭痛や神経症状を伴う場合は、すぐに医療機関を受診する必要があります。

    そのため、受診の目安は「何日続いたか」だけではなく、次のように考えることが大切です。

    頭痛の状態受診の目安
    突然の激しい頭痛すぐに救急受診を検討
    頭痛+麻痺・しびれ・ろれつが回らないすぐに救急受診を検討
    頭痛+意識障害・けいれんすぐに救急受診を検討
    頭痛+高熱・強い首のこわばり早急に受診
    数日続いているが、いつもの頭痛と明らかに違う早めに受診
    数週間のうちに徐々に悪化している早めに受診
    頭痛が何度も繰り返す頭痛外来などで相談
    頭痛薬を頻繁に使用している医療機関へ相談

    つまり、「3日だから受診」「5日だから受診」というより、頭痛の性質と一緒に判断することが重要です。


    頭痛が1日でも、すぐに病院へ行くべき場合

    頭痛が始まってからまだ数時間しか経っていなくても、緊急性の高い頭痛があります。

    特に注意したいのが、

    • 突然、非常に強い頭痛が起こった
    • これまで経験したことのない頭痛だった
    • 短時間で痛みがピークに達した
    • 突然の頭痛とともに手足が動かしにくくなった
    • 手足がしびれた
    • ろれつが回らなくなった
    • 意識がもうろうとした
    • けいれんが起こった
    • 突然歩けなくなった
    • 急に物が二重に見えるようになった
    • 視野が欠けた

    などです。

    このような場合は、「まだ1日しか経っていないから」と様子をみるのは危険です。

    頭痛の期間よりも、発症の仕方や一緒に起こっている症状を優先して判断してください。


    頭痛が2〜3日続く場合は病院に行くべき?

    2〜3日頭痛が続いているからといって、必ず重い病気があるとは限りません。

    片頭痛などでは、頭痛が数時間から数日続くことがあります。

    しかし、次のような場合は医療機関への相談をおすすめします。

    • いつもの頭痛より明らかに強い
    • いつもの頭痛とは痛み方が違う
    • 時間が経つほど悪化している
    • 頭痛が治まってもすぐに再発する
    • 吐き気や嘔吐が強い
    • めまいを伴っている
    • 発熱がある
    • 首が強くこわばっている
    • 視覚症状がある
    • 頭痛の頻度が以前より増えている

    特に、「今までの頭痛と違う」という感覚は重要な受診の目安になります。


    頭痛が1週間続く場合は病院へ行ったほうがいい?

    頭痛が1週間近く続いている場合や、ほとんど頭痛が途切れない場合は、一度医療機関で相談することをおすすめします。

    特に、これまで頭痛があまりなかった方に新しく頭痛が始まり、それが長く続いている場合は注意が必要です。

    また、頭痛が数週間のうちに徐々に強くなっている場合は、二次性頭痛の可能性も考える必要があります。日本頭痛学会も、数週間のうちに悪化してくる頭痛については、脳腫瘍や慢性硬膜下血腫などを含めた原因の確認が必要になる場合があるとしています。([日本頭痛学会](https://www.jhsnet.net/ippan_zutu_kaisetu_01.html?utm_source=chatgpt.com))

    「我慢できる程度だから」と長期間放置せず、頭痛の経過を医師に伝えましょう。


    頭痛が毎日続く場合は病院に行くべき?

    頭痛が毎日のように続いている場合は、日数に関係なく一度医療機関で相談することをおすすめします。

    慢性片頭痛や慢性緊張型頭痛などの慢性頭痛では、月15日以上の頭痛が3か月を超えて続くことがあります。

    また、頭痛薬を頻繁に使用している場合は、薬物乱用頭痛が関係している可能性もあります。

    例えば、

    • ほぼ毎日頭痛がある
    • 頭痛薬を飲む日が増えている
    • 薬を飲んでもまた頭痛がする
    • 頭痛のために仕事や学校を休むことがある
    • 頭痛がない日がほとんどない

    といった場合は、頭痛の種類や薬の使用状況を確認してもらいましょう。

    ▶薬物乱用頭痛について詳しくはこちら


    「いつもの頭痛」なら何日続いても大丈夫?

    「いつもの片頭痛だから何日続いても大丈夫」と考えるのはおすすめできません。

    これまで何年も同じような頭痛を繰り返している場合は、片頭痛や緊張型頭痛などの一次性頭痛である可能性が高いこともあります。

    しかし、

    • 痛みがいつもより強い
    • 痛み方が違う
    • 頭痛の持続時間が長くなった
    • 頭痛の頻度が増えた
    • 新しい症状が加わった

    場合は、今までと同じ頭痛とは限りません。

    日本頭痛学会も、長年同じような頭痛を繰り返している場合は慢性頭痛であることが多い一方、いつもと違う突然の強い頭痛や悪化する頭痛には注意するよう案内しています。([日本頭痛学会](https://www.jhsnet.net/ippan_zutu_kaisetu_01.html?utm_source=chatgpt.com))


    頭痛が長引くときに確認したい5つのポイント

    頭痛が続いているときは、次の5項目を確認してみましょう。

    チェック項目確認すること
    ① 発症の仕方突然か、徐々に始まったか
    ② 痛み方いつもの頭痛と同じか、違うか
    ③ 伴う症状吐き気、めまい、麻痺、しびれ、発熱など
    ④ 経過良くなっているか、悪化しているか
    ⑤ 薬の使用頭痛薬を何日使用しているか

    特に、「徐々に悪化している」「今までと違う」「新しい症状が出た」という場合は、受診を先延ばしにしないことが大切です。


    頭痛が続くときに注意したい危険な症状

    頭痛の日数に関係なく、次のような症状がある場合は早急な受診が必要です。

    • 突然、非常に強い頭痛が起こった
    • 今まで経験したことのない激しい頭痛
    • 短時間で痛みがピークに達した
    • 意識がもうろうとしている
    • 意識を失った
    • けいれんがある
    • 手足に力が入らない
    • 手足がしびれる
    • 顔の片側が動かしにくい
    • ろれつが回らない
    • 言葉が出ない
    • 歩けない、立てないほどのふらつき
    • 物が二重に見える
    • 視野が欠ける
    • 高熱がある
    • 強い首のこわばりがある
    • 繰り返し激しく嘔吐する
    • 頭をぶつけた後から頭痛が続いている

    これらは、くも膜下出血、脳卒中、髄膜炎などの二次性頭痛が隠れている可能性があるため、頭痛の経過日数に関係なく注意が必要です。日本頭痛学会も、突然の激しい頭痛や発熱、麻痺・しびれなどを伴う頭痛では至急受診するよう案内しています。([日本頭痛学会](https://www.jhsnet.net/ippan_zutu_kaisetu_01.html?utm_source=chatgpt.com))


    頭痛が長引く場合は頭痛ダイアリーをつける

    頭痛が何日も続いたり、繰り返したりする場合は、頭痛ダイアリーをつけることもおすすめです。

    記録する内容は、

    • 頭痛が始まった日時
    • 頭痛が治まった日時
    • 痛みの強さ
    • 痛む場所
    • 痛み方
    • 吐き気や嘔吐の有無
    • 光や音がつらいか
    • めまいの有無
    • その日の睡眠時間
    • 食事や水分摂取
    • 天候
    • 月経周期
    • 頭痛薬を飲んだか
    • 薬が効いたか

    などです。

    日本頭痛学会も、頭痛の日時、痛み方、持続時間、吐き気や光・音・においへの過敏、使用した薬などを記録する頭痛ダイアリーを紹介しています。([日本頭痛学会](https://www.jhsnet.net/dr_medical_diary.html?utm_source=chatgpt.com))

    頭痛が続いている場合は、受診時にこの記録を見せることで、頭痛の経過を伝えやすくなります。


    頭痛が続く場合は何科を受診する?

    頭痛が続いていて原因がわからない場合は、脳神経内科、脳神経外科、頭痛外来などで相談できます。

    日本頭痛学会も、片頭痛や緊張型頭痛などの慢性頭痛について、脳神経内科、頭痛専門外来、脳神経外科などの受診を案内しています。([日本頭痛学会](https://www.jhsnet.net/ippan_zutu_kaisetu_01.html?utm_source=chatgpt.com))

    特に、

    • 頭痛が何度も繰り返す
    • 頭痛が毎日のように続いている
    • 頭痛の頻度が増えている
    • 以前より痛みが強くなっている
    • 頭痛薬を頻繁に使用している
    • 仕事や学校に支障が出ている

    場合は、一度相談することをおすすめします。


    頭痛は何日続いたら病院に行く?まとめ

    頭痛は「何日続いたら病院」という日数だけで判断するのではなく、頭痛の発症の仕方、痛み方、他の症状、経過から受診の必要性を判断することが大切です。

    目安としては、

    • 突然の激しい頭痛 → 日数に関係なく、すぐに医療機関へ
    • 麻痺・しびれ・ろれつ障害・意識障害などを伴う → すぐに救急対応を検討
    • 高熱や強い首のこわばりを伴う → 早急に受診
    • 数日続いていて、いつもの頭痛と違う → 早めに受診
    • 数週間のうちに徐々に悪化している → 早めに受診
    • 頭痛が頻繁に繰り返す・毎日のように続く → 頭痛外来などへ相談

    一方、以前から同じような片頭痛などを繰り返していて、今回も症状や経過がいつもと変わらない場合は、必ずしも緊急疾患とは限りません。

    ただし、「いつもの頭痛とは違う」「以前より強い」「頭痛が長引いている」「頭痛の頻度が増えている」という変化がある場合は、日数だけで判断せず医療機関へ相談しましょう。

    頭痛が続く場合は、頭痛の日時や持続時間、痛み方、伴う症状、服薬状況などを記録しておくと、原因を判断するための重要な情報になります。


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    なお、突然の激しい頭痛、意識障害、けいれん、手足の麻痺・しびれ、ろれつが回らない、歩けない、急な視力・視野異常、高熱や強い首のこわばりなどがある場合は、整体よりも先に医療機関での診察をおすすめします。

    頭痛が長引いていて受診の目安がわからない方も、お気軽にご相談ください。

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